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ノロウイルスの感染予防に大切な≪4つ≫の方法!

今回のテーマはノロウイルス感染を予防する方法を解説していきます。

 

ノロウイルスは感染力が高いのですが、日頃から予防を行うことで対策ができるので、
知識として蓄えておくだけではなく是非実践してみてください。

 

ノロウイルスの予防方法

1.手洗い

手洗い

ノロウイルスやインフルエンザなどの予防に効果的なのは『手洗い』です。

 

一番菌をもらいやすい外出後はもちろんですが、
トイレの後、料理前、食事を始める前、おむつ替えの後、吐物処理後などこまめに行うことが大事です。

 

また、ノロウイルスは非常にサイズが小さく、
手のシワや爪の間に付着しているのですみずみまで丁寧に洗う必要があります。

 

手洗いの基本

 

ワンポイントチェック

石鹸での手洗いはノロウイルスを死滅させることはできませんが、手の汚れや脂を落とすことで菌が剥がれ易くなります。
また、動画で紹介されていたアルコール除菌もノロウイルスには効果がないので、次亜塩素酸ナトリウムを配合したスプレーなどを使用すると良いでしょう。

 

 

2.マスクの着用

マスク着用

ノロウイルスには空気感染の恐れがあるため

 

予防にはマスクは用います。

 

ただし、一番感染率が高いノロが付着した食品の
直接摂取と比べるとリスクはほとんどありません。

 

ですが、感染者の嘔吐、下痢、クシャミ、ゲップなどから、
飛沫したウイルスが体内に入り込む場合があるので、
予防にはマスクの着用は不可欠です。

 

 

マスクを選ぶ際はなるべくキメが細かい医療用などが好ましいです。

 

ノロウイルスは非常に小さい粒子なので、
一般的なマスクですとメッシュの隙間から侵入し、感染する恐れがありますが、

 

医療用は非常に細かいメッシュで作られているので、
飛沫感染を防ぐほか、空気中のノロウイルスやインフルエンザも通しません。

 

 

医療用マスクも種類がたくさんあるので
どれを選べばいいのか分かりにくいと思いますが、

 

迷うようでしたら世界的に大流行した
SARS(サーズ)の時に話題になったN95マスクを選んでおけば良いでしょう。

 

 

3.食品の加熱

牡蠣

ノロウイルスの感染リスクが一番高いのは加熱処理を施していない食品からの感染です。

 

食品の中でも特に感染リスクが高いのは
アサリ・ホタテ、アカガイなどの二枚貝や生カキで、

 

東京都がノロウイルス患者を調査したことろ
約70%が牡蠣(かき)が原因で感染したことが判明しています。

 

厚生省のガイドラインでは生でカキを極力食べないようにし、食す場合は中心部が85℃〜90℃で90秒以上の加熱にするよう指導されています。

 

その他の食品から感染する場合は、ノロウイルスに感染した食品取扱者を介して、汚染された食品を知らずに摂取し、発症するケースが多いようです。果物などの場合はよく洗い、温めて食べる食品はよく加熱して、ウイルスを死滅させることが大切です。

 

4.消毒・除菌

煮沸消毒

ノロウイルスの消毒方法は

お湯での煮沸消毒か
次亜塩素酸ナトリュウムを使用した除菌で行います。

 

食品を調理するのに使用した、
まな板、包丁、食器、ふきんなどは
熱湯(85℃以上)で1分以上加熱することでウイルスを死滅させることができます。

 

また、ドアノブや便所、寝室やリビング、その他の部分は
ノロウイルスに効果がある成分、次亜塩素酸ナトリュウムを使用し除菌を行います。

 

次亜塩素酸ナトリュウムを配合した除菌剤は自分でも作ることができますが、
安全面で不安が残るので次亜塩素酸ナトリュウムの危険性を取り除いた
チャーミストなどで除菌を行うとよいでしょう。

 

チャーミストの効果などはこちらで解説しているので参考にしてみてください。

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