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ノロウイルスの除菌にクレベリンは効果がある!?

コンビニや薬局で冬場になると大売出しをしているクレベリンやクレベリンスプレーはノロウイルスの機能を低下させる効果があります。しかし、デメリットもあるので使用する前に確認しておいて下さい。

 

クレベリンとは

正露丸で有名な大幸薬品が販売している除菌スプレーで、ウイルスや菌の除去目的として主に使用されますが、スプレータイプのクレベリンはカビに吹き付けることで抑制にも繋がります。

 

クレベリンの成分

成分は製品によって異なるが、二酸化塩素を主成分として配合しており、この分子がノロウイルスを始めとるするウイルスや菌などと接触することにより、その機能を低下させる。

 

クレベリンのイメージ

クレベリンの使い方

クレベリンには部屋に置いておくだけのゲルタイプと、気になる場所に噴霧するスプレータイプがあります。

 

ゲルタイプは本体に添付の顆粒剤を混ぜ合わせてから設置し、スプレータイプはキャップを取り換えることで使用することができます。

 

使用場所

使用場所は問いませんがゲルタイプなら人の往来が激しい部屋に設置すると良いでしょう。スプレータイプは場所を問いませんので、分かり易い場所に置いておくと良いかもしれませんね。

 

ゲルのおすすめ設置場所

寝室・リビング・キッチン回り・洗面所・トイレなど

スプレーのおススメ噴射場所

寝室・リビング・吐しゃ物・排泄物・トイレ・生ごみなど

 

ゲルは設置型なので部屋などを中心に設置しておき、その他の部屋やゲルではカバーしきれない部分(排泄物や生ごみなど)はスプレータイプを使用するとより効果的でしょう。また、スプレータイプは携帯用として持ち歩くと共用の場所でも使用できるので便利です。

クレベリンのデメリット

除菌までの時間

クレベリンの除菌するまでの時間は浮遊ウイルスは180分間で99%、浮遊菌は120分間で99%となっています。
こちらは6畳相当の閉鎖空間で実証されているデータなので信用することができますが、菌を除去するまでの時間が長すぎます。

 

 

ゲルタイプを設置おくとその場所には菌が入り込みませんが、その他の場所から入ってきた際には不安が残ります。
特に二次感染の脅威があるノロウイルスはこの除菌時間だと感染する恐れがあります。

 

 

安全性の問題

成分のところで記載している通りクレベリンの主成分は二酸化塩素となっています。二酸化塩素は一般的に除菌目的として水道水など処理用として使われているので問題ないかと思いますが、スプレータイプの成分を見てみると界面活性剤、シリコン消泡剤などが配合されているので不安が残ります。

 

 

また、使用上の注意を確認してみてもペットへの使用禁止や、飲み込んだ場合の注意喚起、吸い込んでしまった場合の刺激、他製品との併用禁止など様々な制限があるのでどこでも使用できるというわけではありません。

 

 

クレベリンはコンビニやドラッグストアなどで販売してあるので、手軽に購入することができますが、このようなデメリットまでは記載されていないので、よく確認した上で使用したい製品のようです。

 

 

安全な除菌対策をするなら

クレベリンと同じように
ノロウイルスや大腸菌を除去できる製品としてチャーミストというのがあります。

 

 

チャーミストは医療機関で使用されているものなので、
口や目に入って大丈夫なほど安全性が高いですし、
除菌までの時間も1分程度で済む製品です。

 

 

>> チャーミストの効果はこちらを参照

 

 

幼児やペットがいる家庭でも
安全にノロウイルス対策を進めて行きたい方は確認してみると良いでしょう。

 

こちらでクレベリンとチャーミストを比較した記事を記載しています。

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