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ノロウイルスに感染しても症状を軽減させる食べ物!

空腹

ノロウイルスに感染した場合は激しい嘔吐や下痢の症状に侵されますが、
現在のところ有効な特効薬というのはありません。

 

しかし、感染者には症状が強くでる方、
対して症状が出ない方と個人差があるようです。

 

では、なぜ個人差が現れるのか?ですが、
どうやら人の免疫力や腸内環境が関係しているようです。

 

今回はノロウイルスに感染しても症状を軽減させる食べ物などをご紹介していきます。

 

乳酸菌

ノロウイルスに感染すると感染性胃腸炎を引き起こしますが、
その症状を軽減するには腸内環境を整える働きがある乳酸菌が効果的です。

 

順天堂大学大学院医学研究科の研究データ

被験者を2グループ(乳酸菌飲用:39名、同非飲用:38名)に分け、長期間継続で飲用してもらいデータを収集した。

 

開始2か月後、施設内にてノロウイルス感染症胃腸炎が多くの被験者に発症した際、その発生率において両グループ間に大きな差はみられなかったものの、37℃以上の発熱日数について、乳酸菌飲用グループでは非飲用グループに比べ、明らかな軽減がみられた。

 

発熱日数グラフ

 

乳酸菌飲用を継続した結果

乳酸菌を継続的に摂取することで有用菌の増加ならびに有害菌の減少など腸内環境の改善が認められた。

グラフ

 

免疫力の向上・症状の軽減

今回の実験の被験者は抵抗力が低い平均年齢84才の方が対象でしたが、
このように乳酸菌を継続して摂取することで、

 

ウイルスに対しての免疫力の向上、
腸内環境の改善により善玉菌の増加など
ノロウイルスの症状を軽減させることが判明しました。

元気な老人

抵抗力がある若い方はでしたら、さらに免疫力の向上が期待することができます。

 

効果が高い乳酸菌とその種類

ヨーグルト工場

乳酸菌が入った食べ物ときくと、ヨーグルトやヤクルトを思い浮かべるでしょう。

 

これらでも腸内環境の改善には有用なのですが、
さらに効果を求める方には『ラブレ菌』が配合されている乳酸菌がおススメです。

 

通常の乳酸菌とラブレ菌の違い

通常の乳酸菌とラブレ菌の違いは
牛乳やヨーグルトから作られた動物性乳酸菌か、
漬物や味噌など発酵食品に存在する植物性の乳酸菌(ラブレ菌)かになります。

 

 

動物性乳酸菌でも腸内環境の改善に役立つのですが、
酸に弱く、胃酸などで腸に届くまでに多くが死滅してしまいます。
これは胃酸処理がしてあるサプリでも同じことが言えます。

 

対して植物性乳酸菌は、
元々環境の整っていない場所で微生物と共生している菌なので、
厳しい環境下でも生きることができ、胃酸にも負けることなく腸に届く乳酸菌なのです。

 

 

特にこの植物性乳酸菌の恩恵を受けるのは日本人で、
欧米人と比べると日本人は腸が長いという話は聞いたことがあると思います。

 

ただでさえ、胃酸や腸の酸で死滅しやすい動物性乳酸菌ですが、
日本人は腸の長さからさらに生きて届きにくくなります。

 

しかし、植物性の乳酸菌であるラブレ菌の場合は生きて腸まで届きやすく、
その効果は他の乳酸菌と比べて10倍とも言われています。

 

ラブレ菌が含まれた食べ物

漬物

  • 漬物
  • 味噌
  • 醤油
  • キムチ

 

一通り目を通してみると日本古来の発酵食品が占めていることが分かります。

 

ただ、これらの食品から毎日摂取するとなると塩分過多の危険もあるので、
安全に効率よく摂取する場合は
ラブレ菌配合のサプリメントなどを選ぶと良いでしょう。

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